TFCC損傷 後遺障害 - 杉並区 交通事故 弁護士

 

TFCC損傷

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症状

症状
 
TFCC損傷
  • 手首を曲げると、手間接の小指側が痛む。
  • じっとしていても痛みが出ることがある。
  • ドアノブを回す、蛇口をひねる、タオルを絞るなど、前腕をひねる動作で痛みが出る。
  • 手首を動かすとぽきぽきと音がする。
  • 手首を使わなければ痛みは治まるが、手首を使うと痛みがぶり返す。
  • 重度になると、物を渡す動作や手首を動かし始めたときなどに手が抜ける感じが現れる。
 

説明

説明
 
 TFCCは、triangular fibrocartilage complexを略したものです。日本語では、三角線維軟骨複合体(さんかくせんいなんこつふくごうたい)と呼びます。
 
 TFCCは、手間接の小指側(尺側:しゃくそく)にあります。
 
 TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)は、転倒して手をついたときなどの外傷や、慢性的な使いすぎ、加齢変性などによって起こります。
 
 交通事故で転倒した際にもTFCC損傷が起こることがあります。
 
 事故後初期の診察で手首の捻挫と診断されたものの、痛みが続いているような場合にはTFCC損傷を疑ってみましょう。
 
 MRI検査などの画像検査を早めに受けておくとよいでしょう。
 

治療

治療
 
保存療法
 装具などによる保存療法で改善する場合が多くあります。
 
 固定やサポーターによる局所安静を行います
 
 痛みがあれば、非ステロイド消炎鎮痛薬の投与などの薬物療法を行います。
 
手術療法
 3か月以上保存療法を行っても症状が改善しない場合は、手術を検討します。
 

自賠責制度における後遺障害等級認定

自賠責制度における後遺障害等級認定
 
 TFCC損傷は、後遺障害等級の6級、8級、10級、12級、14級に該当する場合があります。
 
TFCC損傷の後遺障害等級認定基準
   
等級 後遺障害
6級6号 1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの
8級6号 1上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの
10級10号 1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの
12級6号 1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
12級13号 局部に頑固な神経症状を残すもの
14級9号 局部に神経症状を残すもの
   
関節の可動域を測定する場合は、「関節の機能障害の評価方法及び関節可動域の測定要領」に従ってなされる必要があります。
   
   
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