三鷹市内では自転車による事故が多く、平成27年における交通事故のうち自転車が関係する事故は168件で、事故全体の41.8%を占めています。
これは三鷹市内に起伏が少なく市民や通勤・通学者の多くが自転車を多数利用しているためです。
特徴としては、自転車と車との接触事故だけではなく、自転車と歩行者との接触事故など、自転車が加害者となる事故も少なくないことです。
そのため三鷹警察署では市内小学校で交通安全教室を開催するだけでなく、公安委員会から2回以上指摘された悪質自転車運転者に対し自転車運転者講習会の受講を命じる規定を整備するなど、交通事故防止に努めています。
三鷹警察署管内における平成27年中の交通人身事故の発生件数は402件で前年と比べると10件増加となっています。
しかし死者数はゼロで、10年前の平成17年の交通事故発生件数は792件、平成22年は同556件ですので、交通事故数は着実に減少してきていると言えます。